今までプレイした乙女ゲームの中で、1番スチルが綺麗だったのが『ワンドオブフォーチュン』
ずっと眺めていたくなる程の「圧倒的なスチルの美しさ」が大きな魅力。
今回は、そんな美しいファンタジー作品『ワンドオブフォーチュン』を紹介していきます。
「どんな人におすすめか」や逆に「どんな人におすすめしないか」などを書いています。
なので購入を迷ったときの参考に是非してください。
(ネタバレは一切していません)
この記事を特に読んでもらいたい人
- 次にプレイする作品を探している人
- ワンドオブフォーチュンを買おうか迷っている人
- ファンタジーな世界観が好きな人
『ワンドオブフォーチュン』基本情報
対応機種
現在、pspとps2とpsvitaで発売されています。
ちなみにpsvitaでは3本のソフトが発売されていますが、プレイする順番は
- 『ワンドオブフォーチュンR』
- 『ワンドオブフォーチュンR2 ~時空に沈む黙示録~』
- 『ワンドオブフォーチュンR2 FD ~君に捧げるエピローグ~』
です。
あらすじ
地方の魔法学校に通うルルは教師も手を焼く問題児。失敗ばかりの魔法を見かねた教師の勧めで、ルルはミルス・クレア魔法院に転校することに。
そこで彼女は、魔法使いに本来あるべき「属性」が自分にはないという衝撃的な事実を知る。そして無属性の状態は危険であるため、この先自分の属性を決定できなければ魔力を封印するしかないと宣告されてしまった。
果たしてルルは自分の属性を見つけることができるのか。
プロモーションビデオ
(音声注意)
メインキャスト
- 櫻井孝宏
- 鈴木千尋
- 高橋広樹
- 柿原徹也
- 鈴村健一
- 入野自由
特に良かったポイント
透明感あふれるスチルが、とにかく綺麗で美しい
とにかくスチルが美しすぎました。
スチルの好みは人それぞれですが、個人的にはワンド(ワンドオブフォーチュンの略称)のスチルが今までで1番好きですね。
ワンドのスチルはとても丁寧に繊細に描かれていて、そして圧倒的な透明感があるんです。
他の作品で綺麗だなーと思うスチルはあっても、ワンド程の透き通るような美しいスチルは見たことがありません。
とは言ってもスチルのことを口で説明するには限界があるので、ぜひワンドをプレイして実際にスチルを見てほしいですね。
王道ファンタジーな世界観に、わくわくが止まらない
基本的に私はシリアスな作品(カラーマリスや剣が君など)が好きなのですが、ワンドはワンドですごく楽しめました。
ファンタジーな世界観に心がときめくんですよね。
魔法学校が舞台となっている作品なだけあって、現実では起こりえない不思議なことがたくさん起こります。
好きな人が映る魔法の鏡だったり、空飛ぶ本だったり。
大人になって忘れてしまっていた、魔法を夢見ていた幼いころの純粋な心を思い出すことができるんです。
シリアスな作品では味わえない、楽しいわくわく感はワンドの大きな魅力の1つですね。
好きになっていく過程がすごく丁寧
乙女ゲームをプレイしていると、たまにこういう疑問を感じることはありませんか。
なぜか攻略キャラたちは主人公のことを好きになっていて、なぜか主人公も攻略キャラを好きになっている。
恋愛過程がすっ飛ばされた作品をしていると、抱きがちな疑問ですよね。
でもワンドでは、こういった疑問を感じることが一切ありませんでした。
どの攻略キャラのルートでも、恋愛過程がすっごく丁寧なんです。
こういったきっかけから相手が気になりだしたんだな、これが決め手になって相手のことが好きだと自覚したんだな
といった、お互いが惹かれあった理由がちゃんとわかるんです。
最初から好感度MAXな作品より、ワンドのように徐々に惹かれあっていく作品のほうがリアリティがあって良いですよね。
結ばれたときの感動やときめきも大きくて、キュンキュンすること間違いなしです。
おまけシステムまで充実していて楽しい
詳しい説明は省きますが、おまけシステムでは攻略キャラのいろいろな姿を見ることができちゃうんです。
例えば「○○がアイドルだったら」とか「△△がホストだったら」とか。
しかもその役に合ったセリフを話すだけではなく、なんとスチルまでついているんです!
攻略キャラの普段とは正反対の姿、本編以上に楽しんじゃいましたね。
逆にあまり良くなかったポイント
とにかく作業が面倒
もともと作業が苦手な私にとって、ワンドの作業は面倒以外の何物でもなかったですね。
カレンダーに1週間ごと予定を入力していくのですが、これが約20週間分もあるんです。
という方なら楽しめると思うのですが、作業が苦手な方にとってはなかなかつらいですよね。
でもその大嫌いな作業を頑張れちゃうほど、ワンドのスチルは本当に最高すぎました。
作業が嫌だからワンドをプレイしない、というのは少しもったいないかなーと思いますね。
攻略が難しい
ベストエンドである恋愛エンドは取りやすいのですが、友情エンドの攻略が難しかったです。
パラメーターのちょっとの差で、バッドエンドになってしまったりしました。
プレイするときは、とにかく細かくセーブすることをおすすめします。
ワンドをおすすめしたい人
- 圧倒的に美しいスチルに惚れ惚れしたい人
- ファンタジーな世界観にわくわくしたい人
- 恋愛過程が丁寧な作品が好きな人
- ただのノベルゲーよりも、作業があったほうが良い人
しつこいくらい言いますが、とにかくワンドは「スチルが美しい」です。
スチルを見るためだけでも、ぜひワンドをプレイして欲しいレベルですね。
逆にあまりおすすめではない人
- 乙女ゲームに長い時間をかけられない人
- 現実的な話が好きな人(ファンタジーが苦手な人)
ワンドは作業もあって、なおかつ攻略が難しいのでプレイに時間がけっこうかかりました。
なのでプレイにあまり時間をかけたくない人、さくさく楽しみたい人にワンドは向いていないかもしれないです。
『ワンドオブフォーチュン』を安く買えるサイト紹介
(価格は日々変動するのであくまでも参考程度で)
駿河屋(中古)はこちら→PSVITAソフトワンドオブフォーチュンR [通常版]
新品だと「楽天」が安く約5800円で販売しています。(定価約7300円)
中古だと「駿河屋」が安くて約5200円で販売しています。
ワンドは出回っている数が少ないのか、中古ソフトでも残念ながらなかなか安くならないですね。
「ワンドオブフォーチュン紹介」まとめ
私は作業が大の苦手なので、ワンドの購入はすごく悩んでいたんです。
でもアマゾンレビューの評価も高いし、オトメイトパーティに長年参加するほどの人気だしということで買ってみました。
そしてプレイした今思うのは、「あのときワンドの購入に踏み切った自分を褒めたい」ってことですね。
作業のつらさが帳消しになるほどの良さがワンドにはありました。
「作業が苦手だから」という理由で購入を迷っている方がいたら、ぜひ騙されたと思って購入してみて欲しいですね。
きっと、ワンドをプレイして良かったーって思ってもらえるはず!