歴史系乙女ゲームって根強い人気がありますよね!
携帯アプリゲームでも『イケメン戦国』や『イケメン幕末』、『天下統一恋の乱』など多くの方にダウンロードされ楽しまれています。
でも歴史を知らないと歴史系の作品に手を出すのって躊躇してしまいがちですよね。
なので今回は、「歴史を全く知らなくても楽しめるような歴史物乙女ゲーム3選」を紹介していきたいと思います!
この記事を特に読んでもらいたい人
- 時代物系乙女ゲームを探している人
- 新しいジャンルの乙女ゲームを開拓したい人
歴史系乙女ゲームの魅力
現実逃避できる
乙女ゲームをやる理由、それは人それぞれだと思います。
ただ多くの人が持っている理由として”現実逃避のため”というのが挙げられます。(実際私も現実逃避が一つの理由)
現実逃避、なんて言うと悪い意味に聞こえてしまうかもしれません。
でも声を大にして言いたい、「現実逃避は悪いことじゃない!」
毎日会社に通ったり、学校に通ったり、家事をしたり・・・現実を頑張って生きれば生きるほど嫌なことにたくさん出会います。
そんなとき自分を現実逃避させてくれる存在があることって、生きるためにはすっごく大切なことなんです!
その存在はなんだっていいんです。
家族だったり、彼氏だったり、はたまた映画だったり。
その対象が何であったとしても、その存在によって気持ちが癒されて、明日もまた頑張ろうかなって思えるんです。
でもここで大きな問題が!
そんなあなたのために存在しているのが乙女ゲーム!
- ゲーム機本体、乙女ゲームソフトどっちも通販で購入可能
- 乙女ゲームはどこでもプレイできる
- ゲーム機に初期投資してしまえば、あとはソフトを買うだけで良い(中古なら安い)
つまり、誰でもどこでも安いお金で楽しめるのが乙女ゲーム
ただ、万能な乙女ゲームと言っても現実に近いような舞台設定、例えば会社とか学校とかだと現実を思い出してしまってあまり逃避できないですよね。
そこで、歴史物系乙女ゲームなんです!
歴史物系は現実世界とリンクすることはそうそうないので、現実逃避を思う存分楽しめます。
歴史物だからこそのドラマチックな展開!
今日本で、刀を振り回すことってできますか?
できないですよね。
これができるのが歴史系乙女ゲームなんです。
武士が刀を持っているのが当たり前な時代です。他にも身分差別があるのが当たり前です。
刀を持っていることや身分差別があることで、現代では考えられないようなドラマチックで劇的な展開がおこります。
それに加えて、極悪人が正義のヒーローによってばっさりと切り捨てられるシーンがあったりします。
このシーンは一種の爽快感を感じることができますよね!(ちょっと過激な思想)
「正義が悪に勝つ」というシンプルな構図がわかりやすくて私は大好きです。
歴史の勉強ができる
歴史の教科書で勉強するよりも、歴史漫画で勉強するほうが頭に入ってきやすいですよね。
同じことです。
歴史の教科書で勉強するよりも、乙女ゲームで歴史を勉強するほうが断然楽しいし理解できます。
「乙女ゲームをプレイしているだけで、気づいたら歴史を勉強できてた!」なんてすごく嬉しいですよね。
(ただフィクションが混ざっていることには注意!)
確かに歴史を知らなくても生きてはいけます、でも知らないよりも知っているほうが絶対お得です!
会話の幅も広がるし、大河ドラマを楽しむことだってできます。
乙女ゲームをやるだけで歴史が学べるなら、やるしかないですね!
歴史系乙女ゲームの魅力
- 簡単に現実逃避できて、日々の疲れを癒してくれる
- ドラマチックな展開を見れる、爽快感も感じられる
- 楽に歴史を学ぶことができる
あれ、いいことずくめですね!
歴史系乙女ゲームやりたくなってきましたよね?(なっていて欲しいという願望)
ということで「歴史系乙女ゲームをやるならとりあえずこの3作品!」というものを紹介していきます。
新選組がテーマの大人気乙女ゲーム『薄桜鬼』
まず一つ目におすすめするのは、オトメイトの代表的作品『薄桜鬼』です。
薄桜鬼は「幕末」を舞台としている作品です。
なので歴史を知らない人でも、名前は聞いたことくらいはある人物が登場します!
例えば土方歳三や坂本龍馬など、中学の歴史やテレビ番組などで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ということは、薄桜鬼は歴史初心者の方でも手に取りやすい作品なんです!
って方にこそおすすめの作品です。
そして大河ドラマでも扱われたことのある「新選組」がテーマとなっています。
薄桜鬼をプレイして新選組を知ることで、京都観光がますます楽しくなること間違いなしです!
薄桜鬼のあらすじや、オトメイトの代表的作品と呼ばれるまで人気になった理由などはこちらの記事で紹介しています。
薄桜鬼の情報まとめ
- 舞台→「幕末」
- テーマ→「新選組」
- 登場人物(有名そうな人を抜粋)→「土方歳三」「沖田総司」
三国志の英雄たちが活躍!『十三支演義』
次に紹介するのは、プレイした人の満足度が高い『十三支演義』です。
十三支演義の舞台は「後漢末」、そして取り扱っているテーマは「三国志」です。
三国志は小説やゲームなどでも取り上げられている題材なので、根強い人気があります。
(三国志のゲームといえば、youtubeの広告とかでよく出てきますよね)
でも三国志のことを全く知らない人からしたら、手を出しにくい作品でもありますよね。
大丈夫です!私も十三支演義をプレイするまでは全く同じ状態でした。
歴史を知らなくても楽しめる、なのに深く歴史について学べる、これが十三支演義です!
あらすじ
時は後漢末。
乱世の奸雄曹操により、隠れ里から連れ出された『猫族』(まおぞく)。
人間の体に獣の耳を持つ彼らは、猫の姿の妖怪『金眼』(きんめ)の
子孫と言われ人間たちから忌み嫌われていた。
人間たちは猫が十二支から外れたという昔話から
十三番目の干支、『十三支』(じゅうざ)と呼び彼らを蔑んだ。猫族である関羽、劉備、張飛の三人は幼い頃から兄弟のように育ち、
固い絆で結ばれていたが、平穏な日々は突然終わりを告げる。
漢帝国より勅命を受けた討伐軍の曹操は、
逃げた黄巾族を追って猫族の隠れ里に迷い込んだのだった。
猫族の高い能力に目をつけた曹操の策略により、平和に暮らしていた
猫族たちは人間たちの戦いに巻き込まれていく。(十三支演義 公式サイトより引用)
<おおざっぱあらすじ>
前提:人間の見た目で猫の耳を持つ『猫族』(まおぞく)は人間から嫌われている
猫族の主人公と仲間たちは人里離れた村で平穏に暮らしてた
↓
なのに突然人間たちが襲ってきた
↓
猫族の主人公は人間と共存できる未来を見つけ出せるのか、それとも争い続けるしかないのか
十三支演義をおすすめしたい人
・三国志が好きな人
三国志好きならぜひやってほしいです。
史実にのっとった出来事が多くおこり、三国志の英雄が華麗に活躍するからです。
三国志を知っている方なら、知っている人物の名前や出来事の名前が多く出てくるのでテンション上がると思います!
(ただ実際は男である『関羽』がヒロインになっていたり、武将に猫耳がついていたりするので史実とちょっとでも違うのは無理!という方は注意です。)
・強い主人公が好きな人
乙女ゲームの主人公って、男の人に守られているようなか弱いキャラがほとんどですよね。
そういう主人公にいらいらしてしまったことがある方、いるのではないでしょうか。
「主人公さえいなければ戦いに勝てたのに、足手まといめ!」とか。(ここまでは思ってないですかね)
ただ、この十三支演義の主人公『関羽』はめちゃめちゃ強いです!
なんなら攻略キャラより強いかもしれないくらい。
なので守られているだけじゃなくて、自分の力で仲間も自分も守る主人公が好きな人にうってつけです。
・ストーリー重視の人
十三支演義、とにかくストーリーが良いです。
攻略キャラが多いにも関わらず、まったく金太郎飴的ストーリじゃないです。
それぞれのキャラに、深く掘り下げられたストーリーが用意されています。
なので、攻略キャラの多さ×深いストーリー ⇒ボリューミーな作品に仕上がっています!
(逆に言うとコンプリートするまでに結構時間かかるよ!)
十三支演義をおすすめしたい人
- 三国志が好きな人、三国志が気になっている人
- 自らも戦える強い主人公が好きな人
- ストーリー重視の人
十三支演義の情報まとめ
- 舞台→「後漢末」
- テーマ→「三国志」
- 登場人物(有名そうな人を抜粋)→「劉備」「諸葛亮」「曹操」
涙なしにはプレイできない『薔薇に隠されしヴェリテ』
最後に紹介するのは『薔薇に隠されしヴェリテ』です。
これは隠れ名作です!
乙女ゲームを数多くプレイした方でも、この作品はやったことがないって人も多いです。
でもプレイした方の評価は高い!「この作品はもっと広められるべき作品だ」って意見が結構出ているんです。
そんなヴェリテの舞台は「フランス18世紀」、テーマは「フランス革命」です。
ご存じの方も多いようにフランス18世紀は激動の時代です。
そんな動乱のフランスの中を生きた人物たちの物語がつづられているのが、このヴェリテです。
あらすじ
オーストリア皇女アントーニアに仕える召使い、リーゼ。
彼女の家族も城勤めをしていた為、外の世界を殆ど知る事なく育つ。そんな彼女の運命を変えた日……5月16日。
事件は心配されていた通りに起きてしまう。
引き渡しの儀で高熱を出して倒れたマリー・アントワネットに代わり
ハプスブルグ家に代々伝わる「身代わりの薬」を使って
マリー・アントワネットに成りすます事に。「身代わりの薬」は外見だけを変える薬で、
性格や声までは変える事が出来ない為
マリー・アントワネットの回復を待つ間、
ヴェルサイユ宮殿での慣れない生活を開始した。
そして体調が回復したマリー・アントワネットが
やっとヴェルサイユ宮殿に来ると役目を終えたリーゼは
帰国するまでのしばらくの間、パリで過ごす事になる。動乱のフランスを駆け抜けるリーゼは
果たしてどんな結末を迎えるのだろうか……?(薔薇に隠されしヴェリテ 公式サイトより引用)
<おおざっぱあらすじ>
前提:主人公はマリーアントワネットの召使い
マリーアントワネットの出席が大事な式典の直前に、彼女の体調が悪くなる
↓
身代わりの薬を飲みマリーアントワネットの姿に変身した召使いの主人公が式典に出席
↓
この先、身代わりの件は誰にもばれずに過ごしとおせるのか
そして動乱のフランスを主人公はどう生き抜いていくのか
ヴェリテをおすすめしたい人
・フランス革命の物語が好きな人
フランス革命の物語といえば『ベルサイユのばら』がありますよね。
ベルばらをきっかけにフランス革命やマリーアントワネットに興味を持った方、多いと思います。
そんな方にはぜひこちらのヴェリテもプレイしてもらいたいです。
ベルばらとは違った角度から見るフランス革命
一味違って新鮮な気分になれますし、新しい視点からのフランス革命を学ぶことでベルばらの理解もより深まるでしょう。
・きらびやかな世界観が好きな人
マリーアントワネットと聞けば想像できるように、豪華なお城(ヴェルサイユ宮殿)や舞踏会、きらびやかな宝石やドレスなどがたくさん出てきます。
そのため小さい頃はお姫様になりたかったとか、きらびやかな生活をするのが夢
そんな方々にひと時の夢を見せてくれるのがヴェリテです!
ヴェルサイユ宮殿の外装や内装のイラストは、本物に近づけて描かれています。
そして登場人物が着ているドレスなどの衣装はとても豪華で可愛いので見ているだけでテンションが上がりますね。
・ノベル形式だけじゃなくて、ミニゲームもしたい人
ヴェリテの特徴としてお話を進める間にミニゲームが入ります。
ミニゲームの内容としては、パリ市内やヴェルサイユ宮殿内を歩き、町や貴族の人のクエストを受けるというものです。
クエストとは言っても本当に簡単なものなので構えなくても大丈夫です。
ミニゲームがあるおかげで文章を読むのに疲れた頭を休めることもできますし、ヴェルサイユ宮殿を実際に歩いているような気分になれてとても楽しいです!
ヴェリテをおすすめしたい人
- ベルばらなどの、フランス革命の物語が好きな人
- 豪華できらきらした世界観に浸ってみたい人
- ノベル形式だけじゃものたりない人
ヴェリテの情報まとめ
- 舞台→「フランス18世紀」
- テーマ→「フランス革命」
- 主な登場人物(有名そうな人を抜粋)→「マリーアントワネット」「ルイ16世」
まとめ
歴史に詳しくないと、歴史系の乙女ゲームは避けてしまいがちですよね。
でもそれはもったいないです!
歴史系の乙女ゲームには名作がたくさんありますからね。
特に今回紹介した三作品は、歴史を知ってても知らなくても楽しめるものを厳選したので、これを参考に自分に合う乙女ゲームを探してくれると嬉しいです!
歴史を知ってても知らなくても楽しめる、おすすめ歴史物乙女ゲーム作品3選
- 薄桜鬼
- 十三支演義
- 薔薇に隠されしヴェリテ