この記事を見てくださっている人は、スーパーのレジ打ちのバイトへの応募を迷っている方でしょうか。
アルバイトに応募するときってすごく悩みますよね。初めての応募だと特に!
なるべくなら楽をしたい、きつい仕事はやりたくないですもん。
なのでバイト選びを少しでもお手伝いするために!
スーパーで約一年間働いていた私が、レジ打ちバイトがきついのか楽なのかどうなのかを話していきます。
この記事を特に読んでもらいたい人
・スーパーレジ打ちのバイトをしようか悩んでいる人
・何か新しくバイトを始めようと考えている人
・レジ打ち経験者で、あるあるーって共感したい人
仕事内容
他の部門とのかけもち!?
スーパーは大きく分けて六つの部門に分けられます。
惣菜、青果、精肉、鮮魚、品出し、そしてレジです。
これは働くスーパーによるのですが、応募した部門のみでずっと働くこともあれば、他の部門とのかけもちをさせられることもあります。
特に働いている期間が長くなり慣れてくると、他の部門と兼任になることが多いです。
なんてことにならないように応募先のスーパーが、部門をかけもちさせることがあるのかどうかを面接時に聞いてみることをおすすめします。
(ちなみに私の場合は一年間働いたのですが、応募時に希望したレジの担当のみでずっと働かせてもらえました)
レジ打ち担当の仕事内容
レジ打ちの仕事は大きく分けて三つありました。
- 商品をレジに通して会計
- クレーム対応
- 売り場の商品案内
ご存じの通り①がレジ打ちの基本的な仕事です。
とにかく淡々と商品のバーコードを読み取っていき、その後お会計をします。
②のクレーム対応は小さなことから大きなことまで、様々なクレームがつけられるのでそれら全てに対応していきます。
③はたまーにありますね。「広告に載ってたこの商品まだある?」とか「小麦粉ってどこにある?」とかに答え混んでいなければ案内をします。
他にも小さな仕事はまだあるのですが、①②がレジ打ちのメインのお仕事です。
レジ打ちをしていてきついこと
クレーム対応
なによりもクレーム対応が一番きつかったです。
こちらに非はない理不尽なことで怒鳴られたりします。
普段生活をしていて怒鳴られることってないですよね。なのでバイトを始めた初期のころは、怒鳴られたとき怖くて泣きそうになってしまいました。
バイトに慣れてきて堂々と接客できるようになると、相手に言い返したくなる気持ちを抑えて優しーく優しーく対応するのが大変になってきましたね。
そしてそれに加えて、大声出す系のクレーマーがいるとその辺一体の雰囲気がとても悪くなってしまいます。
その悪い空気の中接客を続けなくてはならないこともきつかったです。
長い時間立ちっぱなし
ずっと立ちっぱなしでレジを打ち続けなくてはならないので、とにかく疲れます。
何時間も立ち続け、家に帰宅すると毎回足がひどくむくんでいますね。
長い時間立ちっぱなしで、ときには精神をすり減らすクレーマーに対応するためにレジ打ちになるには体力が必須です!
自分の成長をなかなか感じられない
バイトを始めた最初のころは楽しいんですよ、自分の成長をわかりやすく感じられて。
例えば全く知らなかったレジでのお会計の仕方を覚えたり、バーコードをスキャンするのが早くなったり、上手く買い物かごに詰められるようになったりと。
でも1か月2か月たちレジ打ちの仕事は一通り覚えることができ、クレームにもそこそこ対応できるようになってくるとそこが限界です。
これ以上は自分のスキルの向上を実感することがほとんどできない状態になってしまいます。
こうなってくると、仕事のやりがいを見つけることが難しいです。
とかたまに考えてしまいましたね。
レジ打ちのきついこと
- クレーム対応するのが精神的にきつい
- 長時間立ちっぱなしで足と体力がきつい
- やりがいをなかなか見つけることができなくてきつい
レジ打ちをしていて楽なこと
仕事を覚えやすい
これが一番大きいレジ打ちの良いところですね。
レジ打ちの仕事はやることが少ないので覚えやすいです!
バーコードスキャンはとにかくバーコードの場所をなんとなく覚えればいいだけ。
お会計は最初のころはなかなか覚えにくいが、10日間くらい働けば慣れてくるので大丈夫!
特に最近はセミセルフレジといって、レジを通す作業は店員がやりお会計は機械でお客さん自身がやるレジがあるところもあり、店員はただただバーコードを読み取ればいいんです!ほんと楽!
それに現在多くのスーパーが自動つり銭機能を備えているレジを投入しています。
なのでお釣りの渡し間違えでトラブルになることがなく、安心して仕事をできます。
良いお客さんがいると嬉しい、頑張れる!
クレーマー対応でぼろぼろな精神のとき、長時間レジを打っていて体力的にきついとき。
そんなときにお会計後「ありがとう」「ありがとうございます」の言葉を聞けるとそれだけであと5分は頑張れます!(少ない)
たったそれだけの言葉でもすごく嬉しいんです。やっぱり無言で去られるよりも気持ちよくなれますね。
そしてたまに常連さんの方などが「いつも遅くまでお疲れ様」「頑張ってるね」などと言ってくださって、頑張ってて良かったーって気分になれます!
レジ打ちをしていると本当に様々なお客さんの対応をするので、嫌なお客さんにもあたってしまうことがあります。
でもその分素敵なお客さんにも出会うことができ、この世界も捨てたもんじゃないなって思えるんですよね。(おおげさだけどね、本当に思う!)
レジ打ちの楽なところ
- 仕事が単純で覚えるのが楽(これは大きい!)
- 素敵なお客さんに出会えて楽しい
レジ打ちに向いている人
初めてのバイトを探している人
よく巷では”初めてバイトをするならコンビニ店員!”なんて聞きますけどあれ嘘!
コンビニ店員って初心者には向いていないと思います。
だってコンビニ店員の仕事内容って
スーパーのレジ打ちがやっている仕事+袋詰め、品出し、ホットスナックの調理など
ですもん!バイト初心者には覚えることがありすぎてパンクしちゃいますって。
なのでやることが少ない、覚えることが少ないスーパーのレジ打ちの仕事はバイト初心者にうってつけです。
接客が好きな人
レジ打ちのバイトは、数あるバイトの中でも一番多くの人に接する機会のあるバイトです。
なので接客が好きな人には向いている仕事だと思います。
様々なお客さんがいる中で、その人に合った接客の仕方を考えるのは楽しいです。
車いすのお客さんだったら商品を袋につめてあげる、年配のお客さんだったらゆっくり大きめの声で話す、小さなお子さんが手で持ってきたお菓子などはテープを貼ってあげるなど・・・。
全部当たり前のことかもしれないけど、接客の基本を学ぶ場としてレジ打ちは最適だと思います。
レジ打ちに向いていない人
単純作業が苦手な人
レジ打ちの仕事の多くの時間は、商品のバーコードをスキャンしていく作業です。
そして「いらっしゃいませ、ポイントカードはお持ちでしょうか」などと言った決められた言葉を何度も繰り返します。
なので疲れてくると、途中から自分が何をやっているのかわからなくなるときがあります。
複雑な仕事をいろいろと考えてこなしていくのが好き、単純作業は飽きてしまう、こんな人にはレジ打ちの仕事は向いていないと思います。
接客が苦手な人
まあこれは言わずもがなですね。
あえて接客が苦手なのに、あれだけ多くの人と接するレジ打ちに応募しようって人はいないですよね。
ただ、苦手な接客を克服するためにレジ打ちをしてみるっていうのは全然ありだと思います!
(接客業を経験するとコンビニの店員さんや飲食店の店員さんに優しくなれるから、全国民に一度は経験してもらいたいのが本音)
まとめ
私個人の感覚ですが、レジ打ちのバイトは楽!でした。
何より私にとって初めてのバイトがレジ打ちだったので、仕事を覚えやすいということは大きなメリットでしたね。
ただもちろん接客があまり得意でない方にとっては苦痛でしかないでしょうし、職場の人間関係にも大きく左右されます。
シフトの融通がどれくらい利くかも大事になってくるので、そういった細かな点についてはバイトの面接のときにしっかりと聞いておくことが大事だと思います。
自分に合った良いバイト先を見つけられるように頑張ってください!