乙女ゲーム

乙女ゲーム、ハッピーエンドから攻略するか?バッドエンドから攻略するか?

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」風のタイトルを調子に乗ってつけてしまった美桜です。

乙女ゲーマーさんの間でたまに議論になる問題。

「乙女ゲームはハッピーエンドから攻略するべきなのか、それともバッドエンドから攻略するべきなのか」

結局好みは人それぞれ、どちらからプレイしても全く問題ありません。絶対にこちらから攻略するべきという答えは存在しません。

しかし私は、バッドエンドから攻略することをおすすめします!

その理由は「ゲームをクリアしたときの幸福感が大きくなるから」

今回の記事では、バッドエンドから攻略することのおすすめ理由を紹介します。ハッピーエンドとバッドエンド、どちらから攻略しようか迷っている方がいたらぜひ参考にしてください!

「バッドエンドから攻略」をおすすめする2つの理由

幸せな気持ちでゲームをクリアできる

ハッピーエンドから攻略する場合、最後に残るのはバッドエンド。

人間は、最後の印象が記憶に残りやすいと言われています。そのためバッドエンドでゲームを締めくくると、ゲームの印象が悲しいものになってしまう可能性があります。

シリアスな乙女ゲーム作品だと、主人公や攻略キャラが死ぬバッドエンドも多数。ゲームラストにこのような悲惨なエンディングを迎えてしまうと、どうしても悲しい気持ちになってしまいがち。

私は決してバッドエンドが嫌いなわけではないです。むしろ好き。でもゲーム全体を通して一番最後に見るエンディングがバッドエンドなのは避けたいと感じます。

だってハッピーエンドでせっかく幸せな気分になったのに、バッドエンドで突き落とされるのはしんどくないですか?

しかしバッドエンドから攻略すれば、最後に残るのはハッピーエンド。

ゲームを最高の結末で締めくくることができ、心温まり幸せな気持ちでゲームクリアの余韻に浸ることができるのです。

ハッピーエンドのありがたみが増大する

バッドエンドでは、二人が別々の道を歩むようになってしまったり、攻略キャラや主人公が死んでしまったりする、最悪の結末を見ることができます。

そんな一つの可能性を見た後にハッピーエンドを見ると、そのありがたみをしみじみと感じることができるのです。

「もしも何か一つ違う選択をしていたら、この幸せな結末は得られなかったんだ」と実感できて幸福度が増大するんですよね。

また、何もエンディングを見ていないノーマル状態からハッピーエンドを見るよりも、バッドエンドで深い悲しみを感じた後に、ハッピーエンドを見ると幸せをより大きく感じられるんです。

財布をなくしたと思って絶望した後に、財布を発見できたとき、すごく幸せに感じますよね。それと同じです。

最初からハッピーエンドを見るより、バッドエンドを見た後にハッピーエンドを見たほうが、二人が結ばれたことの奇跡や幸せのありがたさを感じ、喜びを噛みしめることができるのです。

「バッドエンドから攻略」の残念ポイント

ハッピーエンドの新鮮味が減少してしまう

多くの乙女ゲーム作品では、ハッピーエンドに向かう途中でバッドエンドに分岐する構造になっています。そのため全てのエンディングを見るためには、周回をする必要があります。

(周回:一度クリアした後に、再び最初からプレイすること。一回目のプレイとは違う選択肢を選ぶことで、異なるエンディングを目指す。)

バッドエンドから攻略すると、そのあとに周回をしてハッピーエンドを取りに行く必要があります。そうなると、バッドエンドもハッピーエンドも途中までは物語の大筋がほぼ同じなので、どうしても新鮮味が薄れてしまうのです。

バッドエンドから見ると、なんとなくハッピーエンドの展開が予想できてしまったりするんですよね。

それに、周回するときには既読スキップや選択肢スキップを利用する人が多いと思います。そのためバッドエンドの後に周回をすると、なんだか呆気なくハッピーエンドまで到達しまうことも。

ハッピーエンドに苦労してたどり着いた感が薄れてしまうのは、バッドエンドから攻略する弊害かもしれません。

 

まとめ

乙女ゲームは、バッドエンドから攻略することをおすすめする理由。それは

「バッドエンドから攻略したほうが、ゲーム全体を通して見てみると幸福度合いが大きくなるから」

まあこうしてバッドから攻略をおすすめしてきたわけですが、乙女ゲームの楽しみ方は千差万別。

ハッピーエンドだけを攻略して、バッドエンドは一切見ないという方もいます。一方でバッドエンドこそ乙女ゲームの醍醐味という方も。

自分に合ったプレイスタイルを見つけていくのも、乙女ゲームの楽しさの一つですね!

私も、もっともっと多くの乙女ゲームをプレイして、自己流プレイスタイルを確立していきたいと思います!

ここまで読んでいただきありがとうございました。