「バッドエンドの良さがわからない」
「バッドエンドはおまけ程度でしょ、ハッピーエンドが全て」
そう思っている方こそ、ぜひこの記事を読んでいただきたいです。
この記事を読めばバッドエンドの魅力を発見することができます。
そして今よりバッドエンドを何倍も楽しめること間違いなしでしょう。
今回は、バッドエンドの沼にハマった私が「バッドエンドが最高であると自信を持って言える３つの理由」を紹介していきます。
この記事を特に読んでもらいたい人
- バッドエンドの良さがわからない人
- 普段バッドエンドまで攻略しない人
- 乙女ゲームを買う時、バッドエンドは重視しない人
既にバッドエンド大好きって方はこちらの記事をぜひ。
１．バッドエンドは乙女ゲームでしか楽しめない
突然ですがここで問題です。
「バッドエンドで終わる恋愛ドラマや恋愛映画を３つ挙げてみてください」
パッと３つ挙げられたでしょうか。
たぶんほとんどの人は思い浮かばなかったと思います。
聞いといてなんですが、正直私も思いつきません。
ではバッドエンドで終わるドラマや映画が少ないのはなぜなのでしょうか。
それはドラマや映画は、エンディング数を一個しか用意できないからです。
その貴重な一個をバッドエンドにはできないわけです。
ハッピーエンドのほうが確実に万人受けしますからね。
でも乙女ゲームは違います。
乙女ゲームはエンディングを何個も用意できることが強み。
だからそのうちの何個かをバッドエンドに使うことができるんです。
つまり「バッドエンドは乙女ゲームでしか楽しめない、貴重なエンディング」ってことなんですよね。
２．ハッピーエンドでは見られない激しい感情がある
私がバッドエンドの沼にハマった大きな理由はこれですね。
バッドエンドでは攻略キャラや主人公の激しい感情を見ることができるんです。
これはハッピーエンドでは見ることができません。
なぜなら一般的に人は正の感情より、負の感情のほうが激しいからです。
わかりやすいように一つ例え話をしてみましょう。
少年は公園で四葉のクローバーを発見し、摘もうとかがんだらバランスを崩し顔面から転んでしまいました。
このとき少年は笑っているでしょうか、それとも泣いているでしょうか。
たぶん泣いていますよね。
四葉のクローバーを発見した喜びよりも、転んだ痛みのほうが大きいですもんね。
このように痛みや悲しさは、喜びや楽しさよりも大きく激しい感情としてあらわれます。
なので痛みや悲しさが伴うバッドエンドでは、キャラの激しい感情を見ることができるんです。
普段寡黙なキャラや、冷静なキャラも感情をあらわにします。
つまり「バッドエンドはキャラの本性を引き出せる」ってことですね。
３．より深い愛情を感じることができる
もちろんハッピーエンドでは、攻略キャラの愛情を感じることができますよね。
でも実は、バッドエンドのほうが深く愛情を感じられることがあるんです。
バッドエンドには多くの種類がありますが
- 「愛する人を失ってしまうエンド」→主人公が亡くなってしまう
- 「恋が叶わなかったエンド」→主人公と攻略キャラが結ばれない
これらのバッドエンドでは特に、攻略キャラの愛情を深く感じることができます。
なぜなら「人は失ってから初めて、大切な存在に気づく」からです。
（いやーかっこつけちゃいましたね）
主人公を失ったことで初めて、彼女の存在の大きさに気づかされるんです。
そして失ってしまったものは取り戻せないという絶望感に打ちひしがれ、攻略キャラは苦しみます。
その苦しみを見ると、彼は主人公のことを心の底から愛していたんだなって感じられるんですよ。
なんて声が聞こえてこなくもないですが
苦しんでいる姿が見たいというよりは、苦しみの奥底にある愛情を見たいんですよね。
普段感情をあまり表に出さないキャラだとなおさらです。
バッドエンドでは苦しみを通じて、主人公への愛を感じられるんです。
つまり「バッドエンドは攻略キャラの深い愛情を実感することができる」んですよね。
「バッドエンドが最高である３つの理由」まとめ
バッドエンドが最高である３つの理由
- バッドエンドは乙女ゲームでしか楽しめない
- バッドエンドではキャラの本性があらわになる
- ハッピーエンドよりも深い愛情を感じやすい
バッドエンドの魅力について書いてきましたがどうだったでしょうか。
今までバッドエンドに興味がなかった方に、「バッドエンドちょっと良いかも」と思っていただけたら嬉しいです。
バッドエンドに興味がわいてきた方、どの作品がバッドエンドを楽しめるのかわからない方
そんな方はぜひこちらの記事をお読みください。
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