旅行

【一人旅行のすすめ】一人旅行のメリット・デメリット

私は一人旅行が大好きである。

といっても一人旅行を実際にしてみたのはわりと最近の話。コロナ禍になって友達や家族と旅行に行きづらくなって、2021年の夏に2泊3日で一人国内旅行をしてみたのである。

それ以来、私は一人旅行の魅力に取りつかれた。

月に2,3回は一人国内旅行をしているくらいである。

しかしそんな私も実際に一人旅行をしてみる前は、一人で観光してると他の人から寂しい人だと思われるんじゃないだろうか、そもそも一人で旅行して楽しいのだろうかなんて考えて一人旅行をためらっていた。

けれど一人で旅行に行ってみたら、これが想像以上に快適で楽しかったのである。

この良さを多くの人に伝えたいと思い、『一人旅行のすすめ』として記事を書いてみることにした。

一人旅行の最大のメリット「自分の思うままにお金と時間を使える」

友達と旅行に行く計画をたてているときによく起こること

友達「この美術館行きたい!めっちゃ映えスポットある!」

私「うんうん、いいんじゃない?(特に映えスポットに興味があるわけではないけど、友達が行きたがってるところには行っておこう)」

その後詳しく調べてみると、美術館の入場料は3,000円、そして拠点駅から美術館までは電車で2時間とタクシーで30分かかるらしい。

お金意外とかかるな…、それに美術館に行くなら時間的に自分が行きたかった場所は諦めるしかないな…。

こんなことがよく起こる。

友達が悪いわけではいっさいない、行きたい場所やお金をかけたいところなどの価値観は人それぞれだからだ。

価値観が完全に一致する人なんてこの世にいない、だから一緒に誰かと旅行をするときはお互いに少しずつ妥協する必要がある。

しかし、一人旅行ではその妥協がいっさい必要ない。

自分の行きたい場所だけに行くことができるし、食べたいものだけを食べることができる。

何もかもが自分の思いのままなのだ。

友達が興味なさそうなマニアックな場所にも気兼ねなく行けるし、三食連続麺類でも良いし、おいしかったものは旅行中に2回食べても良いのである。

だからこそ、私は遠方の場所こそ一人旅行をする

なぜならそこまで行くための交通費がだいぶ高いので、気軽に何回も行くということができないからだ。

人生で今後もう一回行けるかどうかわからない場所なら、その貴重な一回の旅行は自分の思いのまま楽しみたいのである。

逆に数千円で行ける近場であれば、友達と旅行に行くことも多い。

なぜなら行こうと思えば気軽にもう一回行けるから。友達との旅行で自分の行きたい場所に行けなかったとしても、あとからもう一回行けばいいのである。

 

実際に一人旅行をして感じた、自由な旅行の良さを具体的に挙げてみた。

・新選組史跡など、わりとマニアックな場所にも気兼ねなく行ける

・あてもなくふらふらと町をお散歩することができる

・疲れ具合によって行き先をその場で変更できる

・疲れたらホテルに一度戻って休憩しやすい

・ご飯を食べる時間帯やペースは自分次第

・気に入ったご飯があれば旅行中もう一回食べることができる

・ホテルでお風呂に好きな時間に入れる

 

一人旅行のメリット「旅行計画を立てるときの苦労がない」

世の中の人間は、大きく分けて二つの人間に分類できる。

事前に細かく旅行計画を立てておきたい人間」と「予定は最低限しか決めず現地で自由に動きたい人間」である。

この性格が真逆の人間が一緒に旅行をする場合、苦労は目に見えている。

予定をしっかり決めたい派の人は、予定を全然考えない人にいらいらする。

逆に現地で自由に行動したい派の人は、予定をびっしり決める人にうんざりする。

 

予定の立て方の違い以外でも、意見の食い違いはよく起こる。

【旅行計画で意見の食い違いが起こりやすいこと】

  • 行き先(何県かだけでも決めるのが大変だし、その先でどの観光地に行くかも決めるのが難しい)
  • ホテル(安く泊まれればどこでも良い人もいれば、拠点となる地だからお金をかけたい人もいる)
  • 交通手段(なるべく安く夜行バスで移動したい派もいれば、疲れないようにお金をかけてでも新幹線や飛行機に乗りたい派もいる)

今あげた例はほんの一部である。旅行はいろいろ考えないといけないことが多いのだ。

だから一緒に旅行をするとなると、計画の段階ですら性格の違いに苦しめられることが多い。

しかし一人旅行であれば、そんな苦労はあり得ない。

先ほど挙げたメリット「自由な旅行」に含まれるかもしれないが、旅行計画も自分の好きなようにできるのだ。

行き先・ホテル・交通手段はもちろん自由だし、1日目だけは予定を1分単位で細かく決めて、2日目は逆に何も決めないなんてこともできる。

一人しかいないのだから、意見の食い違いが起こりようもないのである。

 

一人旅行のメリット「開放感がすさまじい」

一人旅行のメリットとして「開放感がすさまじい」ことが挙げられる。

どういうことかというと、例えばホテルでの過ごし方。

同行者がいるとお風呂上り素っ裸で部屋をうろうろすることなんてできないが、一人旅行なら好きなだけ素っ裸でいられる。(別に私は裸族ということではない)

旅行中の服装も別におしゃれをしなくても良い、動きやすい服でいいし、メイクも最低限で良い。なぜなら自分しか見ていないのだから。

一人旅行なら見た目も心も自由に開放的になれるのである。

 

一人旅行のデメリット「そもそも旅館は宿泊できないことが多い」

これが一人旅の一番のデメリット。

私は温泉巡りや旅館巡りが大好きなのだが、温泉旅館はたいてい2名様からしか予約を受けつけていないことが多いのである。

おひとり様はそもそも門前払いなのだ。悲しい。

しかし最近では一人○○がわりと一般的になっていることや、コロナ禍で密にならないということもあってか、一人でも宿泊できる旅館が増えてきているように感じる。

一人旅行のデメリット「宿泊料金が高い」

ビジネスホテルでも旅館でも、1人での宿泊は2人以上で泊まる場合と比べると基本的には割高になる。

1人宿泊と2人宿泊でどのくらい値段が変わるかというと、繁忙期ではない通常期で、私の感覚的にはビジネスホテルだと3000円くらい割り増しになる感じ。

まあこれは仕方ない。ホテル側としては1室を1人で宿泊されるよりも1室を4人で宿泊してもらうほうが利益が大きいからしょうがない。

(稀に1人宿泊でも2人宿泊でも1人あたりの値段が変わらないホテルや旅館がある。一人旅行に優しい)

一人旅行のデメリット「自分が写った写真が撮りづらい」→解決した

一人旅では自分が写った写真、特に全身写真はなかなか撮ることができない。特に今のご時世、誰かに写真をお願いするのもはばかられる。

だから一人旅行の写真を見返すと、風景写真や背景がほぼ写ってない自撮りばかりになってしまっていた。

しかし、最近私は解決方法を見つけたのである。

それがこれだー!

三脚にもなる自撮り棒。今さら自撮り棒かと思われるかもしれないが、使ってみたらすごく役に立った。

これを買ってからは一人旅行でもバシバシ全身写真が撮れるようになった。

私はこのお安い物を買ったがそれで充分満足だった。これによってだいぶ一人旅行の充実度が上がったといっても過言ではない。

旅行の思い出を写真に残しておきたい人は、ぜひ一つは持っておくことをおすすめする。

 

「一人旅行のすすめ」まとめ

【メリット】

  • 何より自由。自分の思うままにお金と時間を使うことができる。
  • 同行者との性格の違いから細かなストレスを感じないで済む。
  • 誰も自分のことを気にする人がいないからこそ、開放感抜群。

【デメリット】

  • 旅館などは、2名以上からしか泊まれないことが多い
  • 一人で泊まると宿泊費が割高になる
  • 全身写真が撮りづらい→三脚になる自撮り棒で解決

いろいろとメリットを挙げてきましたが、とにかく自由なことが一人旅行最大のメリット

相手に気を遣う必要も、自分に合わせてもらって申し訳なく思うことも一切なし。

自分の楽しいことだけを考えればよいのが一人旅。

だから、普段から人に気を遣ってしまいがちな人にこそ、一人旅行をおすすめしたいです

あなたも、ぜひ自由で快適な一人旅行デビューしてみませんか?