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【体験談】ホテル暮らしを2週間してみた/ホテル選びのポイント・おすすめの持ち物

2021年10月、私は約2週間ホテル暮らしをしていました

私は今大学生なのですが、なぜ大学生がホテル暮らしをしていたのか。

察しが良い方はお気づきかもしれませんが、自動車の免許合宿のためです。

免許合宿の宿泊施設はアパートや寮など様々ですが、私はビジネスホテルを選びました。

人生で一度はホテル暮らしをしてみたいと憧れていたからです。

そんな憧れのホテル暮らしは実際どうだったのか、そんな体験談を書いていこうと思います。

ホテル選びの注意点や、持っていくと良い物を書いているので、ホテル暮らしをしようかなと思っている方はぜひ参考にしてくださると嬉しいです。

(ちなみに免許合宿だと相部屋だと思われる方もいるかもしれませんが、シングルで一人部屋に宿泊していました。)

ホテル紹介

今回2週間滞在したのは、群馬県の藤岡市にある『ホテルルートインコート藤岡』です。

ホテルの写真などは、こちらのサイト(楽天トラベル ホテルルートインコート藤岡)で見ることができます。

無料朝食バイキングがついていたり、大浴場がついていたりするなど、ビジネスホテルの中でも良いほうのビジネスホテルでした。

ホテル暮らし初日

初日は至って普通。ホテル暮らしゆえの感動を覚えることはなかったです。

というのも、普段から一人旅行をする際にはビジネスホテルを利用しているので、1泊目はそれと同じ感覚だったからです。

ホテル暮らし初日というよりは、ただ単に観光でホテルに来たという感覚が強いですね。

ただ、お風呂場のドライヤーが弱いのが気になりました。(ホテルあるある)

1泊や2泊くらいなら特に気にならないのでしょうが、2週間使い続けることを考えると、毎回のちょっとしたわずらわしさがだいぶ気になってきそうで先行きが不安です。

ホテル暮らし2~3日目

だんだんホテルの部屋が、自分の部屋のような感覚になってきました。

フロントの方も自分の顔を覚えてくれたので、ホテルに戻ってきたときに部屋番号を告げずともルームキーを渡してくれるようになったのです。

まるで自分の部屋に戻るような感覚ですね。

そしてベッドと枕もちょうど自分に合っていたのか、今のところぐっすり快眠です。

ホテルによっては枕が固すぎたり高すぎたりして合わないことも多いのですが、今回はぴったりでした。2週間泊まるならば、ベッドと枕が自分に合うかどうかは重要な問題ですね。

しかし、とにかく肌が乾燥している気がします。ホテルだからか秋だからかわからないですが、乾燥で顔と足とお腹がかゆいです。持ってきていたボディクリームを全身に塗りたくるようにしました。

ホテル暮らし4日目

連泊では3日に1回清掃が入るということで、今日は清掃の日。

そのため、清掃時間は部屋を空けておかなければならないのです。

しかしこういう日に限って教習が休みで、一日中オフ。

そのため特にあてもなく、ふらふらと2時間ほど散歩をしました。

ずっとベッドでゴロゴロしたいと思っていても、清掃のために一回は外に出なくてはならないのがホテル暮らしの難点ですね。

そういえば備え付けのドライヤーが弱いことには、気づけば慣れていました。人間ってすぐに慣れるもんですね。

ホテル暮らし5~6日目

髪がごわごわになってきました。手ぐしですら通りにくい状態。

ホテル備え付けのシャンプーをずっと使っているからでしょうか。

それともホテルの部屋が乾燥しているからでしょうか。

髪がごわごわになった理由は定かではありませんが、洗い流さないトリートメントを持って来れば良かったと思いました。応急処置にはなりますからね。

今回私は持ってきていなかったので、ドラッグストアに買いに行こうと思いました。しかし一番近いドラッグストアでも徒歩20分以上かかるので面倒になって行くのをやめました。

ちなみに私が普段使っているのが、こちらのトリートメント。お手頃価格で髪がさらさらになるのでおすすめです。

ホテル暮らし7~8日目

飽きました。ホテル暮らしに飽きてしまいました!

ホテルで生活をし始めてから1週間。最初に感じていたホテル暮らしの新鮮味がなくなってきたのです。

いつしか自分が普段住んでいるアパートが恋しくなってきました。

これがホームシックというやつですか。実家を離れて一人暮らしを始めたときはならなかった私ですが、ホテル暮らしをして初めてホームシックになりました。

ホテルの部屋には無駄なものがないからこそ、なんだか寂しく感じてしまうのでしょうか。

可愛いぬいぐるみでも持って来れば良かったかな。(余計むなしくなりそう)

ホテル暮らし9~10日目

乾燥して肌がかゆすぎるので、今さらながらもホテルの部屋を加湿する方法を検索しました。

そうしたら、良い方法を発見!

「お風呂場のドアを開けたまま、浴槽にシャワーでお湯をはる」という方法です。

実際やってみたら、湯気がもくもくして良い感じに加湿できた気がします。

プラスチックのくしで髪をとかしてみると、いつもは静電気でばちばちしていたが、そのばちばちが落ち着いたのです。

それ以来、乾燥してるなーと感じたら浴槽にお湯をシャワーではるようにしました。

おすすめの加湿方法です。

ホテル暮らし11日目~12日目

ホテル暮らしを始めてから、生活リズムがだいぶ整いました。

なぜなら食事の時間が決められているからです。朝食はバイキングなのですが、6:30~9:00の間しかオープンしていません。

そのため、予定がなくてもその時間に起きるようになるのです。

またホテルには大浴場があるのですが、夜は早い時間帯のほうが空いています。

そのため、私は基本的に18:00前にはお風呂に入るようにしていました。夕食前にお風呂に入ることが習慣となったのです。

お風呂に入った後、夕食を食べ終わっても時間はまだ20:00。

ホテルではやることもそんなに多くないので、23:00くらいには寝るようになりました。

なんて良い生活。

普段は昼夜逆転しがちな私ですが、ホテル暮らしを始めてからとても健康的な生活になりました。

ホテル暮らし13日目

ホテル暮らしもあと1日で終わりだと考えると、寂しくなってきました。

もはや第3の家みたいになっていたからです。(第1は今住んでるアパート、第2は実家)

寂しく感じるのと同時に、自分のアパートに帰れる嬉しさもあります。

しかしまずは、ホテルの部屋のいたるところに置いてある私物を片付けていかないといけません。

なぜか持ってきたバッグに入りきりません。行きはちゃんと入ってたはずなのに。

バッグのチャックがはちきれそうになりながらも、何とか詰め込みました。

ホテル暮らしをする際は、荷物が増えたときのためにエコバッグを持参するのが良いと思いました。

ホテル暮らし最終日

2週間にわたったホテル暮らしも、ついに今日で終わりです。

憧れのホテル生活、憧れとは少し違う部分も多かったものの楽しかったです。なんだかんだあっという間の2週間でした。

ホテル暮らしのポイント(ホテル選び・持ち物)

ホテル暮らしを実際にしてみて感じた、注意すべきポイントを紹介したいと思います。

ホテル暮らしをしてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずはホテル選びのポイントです。

【ホテル暮らしをする際のホテル選びポイント】

  • 防音がしっかりしているホテルかどうか。
  • エレベーターから離れた部屋かどうか。

防音は本当に大事だと思います。

今までいろいろなホテルに泊まってきましたが、廊下での喋り声はもちろん、向かいの部屋のテレビの音がガンガンに聞こえてくるホテルもありました。

そういうところでは安眠できません。1日や2日泊まるならともかく、ホテル暮らしで何週間も泊まるとなると最悪です。

なので防音がしっかりしているホテルかどうか、それだけはしっかり確認しましょう。

今まで泊まったことのある、防音対策がしっかりしているホテルがベストですが、そうでない場合はホテルのクチコミを要チェックです。

そしてこれも音問題ではありますが、部屋を指定できるのであれば、エレベーターから離れた部屋がおすすめです。

エレベーターの隣の部屋だと、わりとエレベーターの音って響いてくるんです。

毎日それが続くとストレスになってしまうので、なるべくなら離れた部屋がおすすめです。

続いて、持ち物のポイントです。

【ホテル暮らしをする際に持っていくと良い物】

  • ヘアケア用品(洗い流さないトリートメントなど)
  • ボディクリーム
  • エコバッグ

とにかくホテルに暮らしていると乾燥が気になります。肌はもちろん、髪も乾燥でごわごわになります。

なので乾燥してしまったときのために、ヘアケア用品とボディクリームを持っていくことをおすすめします。

あとホテル暮らしをしていると、帰りには荷物が増えてしまっていることがあるので、予備のバッグとしてエコバッグを持っていくと良いかもしれません。

「ホテル暮らしをしてみた」まとめ

ホテル暮らしをしてみて、ゴミ出しや清掃を自分でしなくて良いというのが本当に楽でしたね。

そしてホテルの部屋には余計な物がないので、自分のしたいことに集中できることが、ホテル暮らしの一番良いところだと感じました。(今回私が集中する対象は、自動車教習でしたが。)

パソコンでできる仕事だったり、学生であればレポートの作成など、ホテルはとても集中しやすい環境だと思います。

今後、短期間でガッと集中して何かを仕上げたいときには、ホテル暮らしも選択肢の一つとして考えてみようと思いました。

この記事がホテル暮らしをする際の参考になったら嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。