乙女ゲーム

【辛口評価】正直おすすめできない、がっかりした失敗乙女ゲーム作品

乙女ゲームの作品を数多くプレイしていると、自分とは合わないなーって作品に遭遇してしまうことありますよね。

そういう時、せっかくお金を出して買ったのにがっかりな気分になってしまいます。

自分の楽しみのために乙女ゲームを買ったのに面白くなかった・・・なんて悲しいですよね。

なのでそんな悲しみを少しでも防ぐために!

今回はあんまりおすすめできない乙女ゲーム作品の紹介をしていきます。

この記事を特に読んでもらいたい人

・乙女ゲームを選ぶとき、挑戦はしたくない人

・乙女ゲーム初心者で、どの作品の評価が良いか悪いかわからない人

ただ一つ注意点として、がっかりしたというのは完全に私の個人的な意見です。

なので今から紹介する作品が大好きという方もいますし、この作品プレイしてみたら面白かったという人もいると思います。

乙女ゲーム作品の合う合わないは個人差が大きいと思うので、あくまでもこの記事は参考程度に読んでいただくようお願いします。

 

緋色の欠片

『緋色の欠片』は第一作目が2006年にPS2で発売されてから、何本も新しいソフトが出たりアニメ化されたりするなどオトメイトの代表的作品です。

なのでこの作品を好きな方はたくさんいるので、期待して購入しプレイしてみたら少しがっかりしてしまいました。(期待値が高かったせいもあると思います)

あらすじ

主人公である春日珠紀は、両親の海外転勤に伴い
祖母が住まう母の実家がある山間の村に帰ることになった。

村に着いてから珠紀が目にしたのは、彼女だけに見える奇妙な生き物たち。
それらに襲われる珠紀を救う謎の少年、鬼崎拓磨。
そして、祖母に打ち明けられる秘密。

「貴女は、鬼斬丸を封印しなければならない。
玉依の血を継ぐ者として。貴女を呼んだのはそういうことなの」

―――玉依姫としての使命
この世に終わりをもたらすといわれる刀
【鬼斬丸】の封印が数十年ぶりに解け始める今、
それを再び封印すること―――

玉依姫としての宿命を受け入れる珠紀の行く末は―――。

緋色の欠片 公式サイトより引用)

 

がっかりポイント

金太郎飴的ストーリーが多い!

がっかりした原因はとにかくこれに尽きますね。

あらすじを読むとなんとなくストーリー展開が想像できてしまう方もいると思うのですが、そうなんです。

予想してなかった、良い意味で期待を裏切られるストーリーがないんです。

ほんっとーに大雑把にストーリーの展開をまとめてしまうとこんな感じです。

個人個人ばらばらに行動し生活していて、まとまりがない。

敵が現れ倒されそうになり、自分たちの力のなさを実感。

協力するようになっていく。

最終的に力を合わせ、強敵をなんとか倒すことに成功しハッピーエンド!

なんとなくよくあるヒーロー物語に感じてしまいます。

しかもこれが一人分ではなく、攻略キャラのほとんどがこの流れのストーリーなんです。

なので私は二人目三人目を攻略しているあたりで挫折しそうになっちゃいましたね。

もう一つがっかりポイントとして、戦闘シーンがだらだらと長いことが挙げられます。

とにかく敵と戦うシーンが長いんです!

ラスボスと戦うシーンでは、これいったいいつまで続くんだろう・・・って考えてしまうほどです。

これは戦闘ゲームなのではなく、乙女ゲームなのでそこまで戦闘シーンを引っ張らなくてもいいんじゃないかなって思ってしまいました。

『緋色の欠片』の残念ポイント

・ストーリーがありがちで、展開を読みやすい

・どのキャラクターも同じようなストーリー展開で飽きてしまいそうになる

・戦闘シーンが長くてだれてしまう。

 

逆にこの作品をおすすめしたい人!

・王道的なストーリーが好きな人

先ほど物語の展開が読みやすいと言いましたが、逆にとらえれば王道的なストーリーだということです!

『主人公が敵にさらわれそうになりピンチな時、ヒーローが助けに来てくれる』

といったお約束的ストーリーではありますが、やっぱりときめきます!

なのでストーリーに予想外の展開なんていらない、王道的ストーリーが好き!という方は楽しめると思います。

ハイリゲンシュタットの歌

続いてあんまり私の好みではなかった作品は『ハイリゲンシュタットの歌』です。

このゲームを発売している文化放送エキステンドさんが以前発売した『Side Kicks!』がとても面白かったので購入したのですが、残念ながら少し期待外れでした。

あらすじ

音楽都市シャル。
音楽によって栄えたこの町では
音に纏わる不思議な事件が頻繁に起きる。

といっても、ひよこが歌を歌ったり、オルゴールが喋りだしたり、
そんな何処か微笑ましいものだった。

ところが最近、シャルの街で深刻な事件が起き始めていた。
「音の喪失事件」
突然、音楽が奏でられなくなったり、
歌を歌えなくなったり、
ついには、音自体が聞こえなくなる者まで……。

それはまるで、
人々から音楽そのものを奪おうとする悪意が
存在しているかのようだった。

そんな中、とあるコンサート会場で、大規模な音の喪失事件が発生する。
演奏者、観客を問わず、
会場にいた全員の”音”が失われてしまった。
…ただ一人を除いて。

たった一人、なぜか音の喪失の影響を受けなかったのは、
シャルの街で暮らすごく普通の少女リート。
なぜ自分だけが無事なのかと困惑する少女。
その少女の前に現れたのは、
街で話題の楽団「シャル王立楽団」で活躍する5人の青年達だった。
事件をきっかけに少女はごく普通の日常から一歩を踏み出す。

その一歩が運命の出会いと、
音楽喪失の謎につながる前奏曲であるとも知らずに。

ハイリゲンシュタットの歌 公式サイトより引用)

 

がっかりポイント

この作品は癖が強すぎる!

他の乙女ゲーム作品と似たり寄ったりの作品になっていないことはすごく良いんです。

ただ!この作品は合う人を本当に選びます。合わない人は全く合わない可能性が高い!

実際私はトロコン制度がなかったら攻略を途中で放棄していたと思います。

(トロコン:トロフィーコンプリートの略、psvitaのコンテンツ)

一番の問題点としては、ギャグが多いんですよ。多すぎる。

普通のペースで進めてて、一分に一回くらいのハイペースでギャグが入ります。

みんなで楽しくお喋りをしている場面、とかなら全然良いんです。

シリアスな場面、深刻な場面、感動の場面・・・ここはギャグを入れちゃダメだろってところまで平気でぶっこんでくるのが問題なんですよ。

キャラクターが抱えていた悲しい問題が解決して感動の場面!ってところで急にギャグが入ってくるんです。

良い話だなーってしみじみしてたのに、ギャグのせいで急に冷めてしまいます。

しかも私にはギャグの面白さがあまりわからないことが多かったです。(これは本当に個人の感覚の違いが大きいとは思いますが)

なので笑えないのにギャグの頻度が多いせいで、だんだん続けるのがしんどくなってきてしまいました。

他に好みがわかれるだろうなーと思うポイントはイラストですかね。

他の乙女ゲームのイラストとは一味違った感じとなっているので注意!

これは公式サイトにあるスチルを見ていただければわかりやすいと思います。(ハイリゲンシュタットの歌 ギャラリー

ただ、私は特に気になりはしなかったですね。なので購入前にスチルの例を見て問題なければ大丈夫です。

 

『ハイリゲンシュタットの歌』の残念ポイント

・シリアスな場面でもギャグをぶっこんでくる

・ギャグの癖が強い

・イラストが個性的

 

逆にこの作品をおすすめしたい人!

・キャストの中にめっちゃ好きな声優さんがいる人

大の推しの声優さんがいる場合、この作品は買うべきだと思います!

なぜならこの作品のエンディングで、各キャラがエンディング曲を歌ってくれるからです。

普段あまり歌を聴くことがない声優さんなども歌っていて聞き惚れてしまいます。

なのでその歌を聴くためだけだとしても、この作品を買う価値はあるのではないかなーと思います。

 

まとめ

実際、上記の二作品は私にはあまり合わなかったです。

ですがAmazonの作品レビューで高評価があることからもわかるように、作品の好みは本当に人それぞれです。

なのでこの記事はあくまでも参考程度にし、作品の公式サイトを見て自分が少しでも面白そうだなーと思ったらぜひ買ってみてほしいです!

正直おすすめはできない乙女ゲーム作品

・緋色の欠片

・ハイリゲンシュタットの歌