オトメイトパーティー参加年数を知れば、その乙女ゲーム作品が人気かどうかを知ることができます。
オトメイトパーティー(略してオトパ):
2008年から毎年開催されている、オトメイト主催のイベント。毎年12作品ほどの乙女ゲームタイトルが選ばれ、その作品に出演している声優による朗読劇やバラエティコーナー、主題歌担当歌手によるライブなどが行われる。
「オトパがなぜ人気度を計る指標になるのか」について書いている記事はこちら
一言でまとめてしまうと
「オトパに参加できるということは、その作品のファンがたくさんいるということ」→「その作品は面白くて人気である」
ってことですね。
今回は「タイトル別、オトメイトパーティー参加年数ランキングTOP10」を発表しています。タイトル横の()内は合計参加年数です。
なのでこの記事を読めば、乙女ゲーム作品の人気ランキングともいえるものがわかるわけです!
この記事を特に読んでもらいたい人
- 多くの人に愛される、人気乙女ゲーム作品を知りたい人
- 「これさえやっとけば間違いなし」な乙女ゲーム作品を知りたい人
ただ一つ注意点として、新しい作品ほど必然的にオトパ参加歴は短くなってしまいます。
なのでオトパ参加歴ランキングは、新しい作品の人気度を計る指標には向いていないです。
第1位『薄桜鬼』(11年)
オトパは2019年までに12年間開催されているのに対して、薄桜鬼はなんと11年間も参加しています!(逆に参加していない1年が気になるレベル)
2008年に発売されたにもかかわらず、2019年現在になっても新作が出るほどで人気が衰えることを知らない作品。
<基本情報>
- 発売年:2008年
- メインキャスト:三木眞一郎、森久保祥太郎、鳥海浩輔、吉野裕行、遊佐浩二、津田健次郎
<あらすじ>
幕末、文久三年。江戸に住む主人公の雪村千鶴は、江戸から離れ京都で働く父と連絡が取れなくなったことを心配し、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある事件をきっかけに新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の、生きるための闘いがここに繰り広げられる。
第2位『CLOCK ZERO(クロックゼロ)』(8年)
クロックゼロは数々の乙女ゲーム作品をプレイしてきた人が、「一番お気に入りの作品」と言うくらい熱狂的なファンを作る作品。
<基本情報>
- 発売年:2010年
- メインキャスト:浪川大輔、前野智昭、鳥海浩輔、杉山紀彰、石田彰、須藤翔
<あらすじ>
秋霖学園に通う小学6年生の九楼撫子は、あるときから暗く陰鬱な荒廃した世界にいる夢を見るようになった。 そんなある日彼女は新任教師の神賀旭によばれ、問題児とされている他の生徒たちとともにある課題を与えられた。 課題に苦労しながらも日々を楽しく過ごす撫子の裏で、徐々に現実を侵食する数々の謎。 そしてそれらに翻弄される撫子の前に現れたのは、夢の世界で会ったはずの彼。どこか見覚えのある彼との出会いにより運命の歯車は廻りだす…。
第2位『ワンドオブフォーチュン』(8年)
<基本情報>
- 発売年:2009年
- メインキャスト:櫻井孝宏、鈴木千尋、高橋広樹、柿原徹也、鈴村健一、入野自由
<あらすじ>
地方の魔法学校に通うルルは教師も手を焼く問題児。失敗ばかりの魔法を見かねた教師の勧めで、ルルはミルス・クレア魔法院に転校することに。そこで彼女は、魔法使いに本来あるべき「属性」が自分にはないという衝撃的な事実を知る。そして無属性の状態は危険であるため、この先自分の属性を決定できなければ魔力を封印するしかないと宣告されてしまった。果たしてルルは自分の属性を見つけることができるのか。
第4位『AMNESIA(アムネシア)』(6年)
数えきれないくらいのベルトがついた服を着ているキャラだったり、恐怖を感じるレベルのヤンデレキャラがいたりする作品。
キャラの個性が他の乙女ゲームより強め、でもその個性の強さが癖になる人続出です。
<基本情報>
- 発売年:2011年
- メインキャスト:柿原徹也、谷山紀章、石田彰、日野聡、宮田幸季
<あらすじ>
8月1日の朝、目覚めた主人公は8月1日以前の記憶を全て失ってしまっていた。そんな彼女の目の前に現れたのは、自身を精霊と名乗る少年オリオン。彼の導きで、まずは自分の日常生活から探ろうとした矢先、彼女のものらしい携帯の着信が鳴り響く。画面に表示されたのはやはり知らない名前。名前も顔も知らない、主人公の恋人であるらしい彼との出会い。誰を信用するべきかわからない中、相手に記憶喪失を悟られないよう行動する主人公。それにより物語は複雑に絡み合っていく。彼との思い出を持たない主人公は、この日から新たな恋物語を紡ぐことになる。
第4位『DIABOLIK LOVERS(ディアボリック ラヴァーズ)』(6年)
同率第4位は『DIABOLIK LOVERS(ディアボリック ラヴァーズ)』です。
(この先出てくる「ディアラバ」というのはこの作品の略称です。)
ディアラバは、乙女ゲーム作品の中で1番シチュエーションCDを出している作品の一つ。
何十作というレベルでシチュエーションCDが発売されていることや、アニメ化されていることからもディアラバの人気ぶりがうかがえます。
<基本情報>
- 発売年:2012年
- メインキャスト:緑川光、梶裕貴、平川大輔、鳥海浩輔、小西克幸、近藤隆、櫻井孝宏、木村良平、鈴木達央、岸尾だいすけ、森川智之、森久保祥太郎
<あらすじ>
父親の転勤のため、神無町にある親戚の逆巻家へ居候になることになった主人公。しかしそこは、悪評高い六人兄弟が住む『オバケ屋敷』と呼ばれる場所だった。実は彼らは普通の人間ではなく、人間の血をすすりながら生きるヴァンパイアだったのだ。何かに引き寄せられるかのように小さな期待を感じながらも、恐怖と不安でいっぱいの新しい生活が始まろうとしていた。
第4位『緋色の欠片』(6年)
- 発売年:2006年
- メインキャスト:杉田智和、岡野浩介、浪川大輔、平川大輔、下和田ヒロキ、野宮一範
※『緋色の欠片シリーズ合同』として参加した2009年を含んだ参加年数(5年→6年)に修正しました(2019/06/26)
第6位『ノルン+ノネット』(5年)
- 発売年:2013年
- メインキャスト:梶裕貴、下野紘、佐藤拓也、小野大輔、斎賀みつき、遊佐浩二、杉山紀彰、杉田智和、吉野裕行
第6位『Code:Realize(コードリアライズ)』(5年)
- 発売年:2014年
- メインキャスト:前野智昭、諏訪部順一、柿原徹也、森久保祥太郎、平川大輔
第6位『猛獣使いと王子様』(5年)
- 発売年:2010年
- メインキャスト:緑川光、鳥海浩輔、下野紘、梶裕貴、安元洋貴、寺島拓篤
第10位『ニルアドミラリの天秤』(4年)
- 発売年:2016年
- メインキャスト:梶裕貴、岡本信彦、逢坂良太、木村良平、鈴村健一、櫻井孝宏
第10位『華ヤカ哉、我ガ一族』(4年)
- 発売年:2010年
- メインキャスト:宮内敦士、田坂秀樹、前田剛、梯篤司、岸尾だいすけ、岡本信彦、秦勇気
「オトパ参加年数ランキング」まとめ
参加年数のランキングTOP10はこのようになりました。(2019年現在)
- 1位、薄桜鬼
- 2位、クロックゼロ
- 2位、ワンドオブフォーチュン
- 4位、アムネシア
- 4位、ディアボリックラヴァーズ
- 4位、緋色の欠片
- 6位、ノルンノネット
- 6位、コードリアライズ
- 6位、猛獣使いと王子様
- 10位、ニルアドミラリの天秤
- 10位、華ヤカ哉、我ガ一族
ランクインした作品は、どれもファンから愛されている納得の作品でした。
乙女ゲーム初心者でどの作品からプレイすれば良いかわからない人や、新しい作品に手を出したいけど迷っている人はこのランキングから選ぶと失敗しづらいと思います。
万が一自分とは合わなかったとしても、乙女ゲーム代表作をプレイした経験は絶対損にはなりません。
乙女ゲーム好き仲間と喋る機会があったら、共通の話題として話せて盛り上がること間違いなしですからね!